事業者一社一社の取り組みがこの事態を少しでも改善することに繋がるのではないかと考え、まずは当社の事業活動を通して衣服廃棄ゼロの実現を目指してきました。

今後課題解決をしていくには、より一層一社一社が協力して取り組む必要があると感じています。ただ、各社が一からお洋服を循環させる基盤を構築するよりも当社のプラットフォームを有効活用した方が、より速くコストも抑えることが可能だと考えています。

エアークローゼットは、「お洋服として活躍できるものはそのままお洋服として最大限活用する」という考え方をファッション分野におけるサーキュラーエコノミー=“サーキュラーファッション”のスタンスとして大切にしています。

実際に、シェアリングサービスを運営するため、創業当初よりお洋服を循環させる基盤づくりを行ってきました。

また、2020年からは、レンタル提供が終了したアイテムを販売する「エコセール」（会員様限定）と、姉妹サービスの提案型ファッションEC『airCloset Fitting(エアクロフィッティング)』で試着のみされた返却アイテムの『airCloset』内シェアリングの取り組みを実施しています。

今回は、新たにレンタル提供が終了したアイテムの中で破損等を理由に着用できないお洋服を、廃棄衣料品を90%原料とした循環型繊維リサイクルボード『PANECO®』*2に活用する取り組みを開始します。こうした取り組みにより、“サーキュラーファッション”の仕組みを確立しました。

フランスで2022年1月より在庫や売れ残り品の廃棄を禁止する法律が執行されたように、世界中で衣服廃棄削減の動きは加速すると予測されます。今後は構築してきた基盤を活かした取り組みを様々な企業様と実施することで、“サーキュラーファッション”推進に貢献してまいります。

*1出典：環境省「サステナブルファッション」
*2：PANECO®公式サイト

※「国内衣類のマテリアルフロー」出典：環境省令和２年度ファッションと環境に関する調査業務 -「ファッションと環境」調査結果

—————————————–
■企業様・団体様お問い合わせ
—————————————–
当社が掲げる想いにご共感いただける企業様・団体様とより良い未来を作っていきたいと考えています。
“サーキュラーファッション”のお取り組みにご興味のある方はぜひ下記までお問い合わせください。
・お問い合わせ先：pr@air-closet.com

 

■月額制ファッションレンタルサービス『airCloset』におけるサスティナブルな取り組み例

『airCloset』はお客様にサスティナブルファッションを手軽に楽しんでいただきたいという想いのもと、お洋服をシェアリングしてレンタル提供するというサービス設計そのものだけでなく、様々な取り組みを行っています。

 

 

当社では、SDGsを“あたりまえ”に取り組むものとして捉え、17の目標すべての達成を目指しています。今後も当社単体の事業設計やキャンペーン施策、各社とのアライアンスなどを通して、様々なプロジェクトを実施してまいります。

• 『エアークローゼットのSDGs推進』特設ページ

*
PDF版はこちらからダウンロードください。