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【GO GREEN/グリーンフライデー】サステナブルな消費を考えるきっかけに。 サステナブル消費を促進するシェアリングサービス15社がグリーンロゴにチェンジ

株式会社エアークローゼット(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:天沼 聰)は、サステナブルな消費のムーブメントである、グリーンフライデー(11月29日金曜日)に合わせ、一般社団法人シェアリングエコノミー協会様(以下、シェアエコ協会様)とシェアリングサービス事業者様15社とともに、環境に配慮した持続可能な消費行動について考える「GO GREEN プロジェクト」を行います。当社は、シェアリングがサステナブルな選択肢であることを継続的に発信していくことが重要と考え、シェアエコ協会様のSDGs推進委員会主幹事企業として、2022年の開始時より本プロジェクトを企画・先導しています。

グリーンフライデーとは

大量消費を促す大型セールが行われるブラックフライデー(11月第4金曜日)に対して、モノを大切に長く使うなど、サステナブルな消費を啓発する目的で行われている取り組み。

 

■シェアリングサービスが連携する「GO GREEN プロジェクト」を通して “サステナブル消費”を普及

「GO GREEN プロジェクト」では、環境に配慮した行動を意味する「GO GREEN」をテーマに、シェアエコ協会様やシェアリングサービス事業者様15社が連携し、2024年11月25日(月)〜29日(金)までの5日間、各社のサービスロゴをグリーンに変更するとともに、シェアリングサービスの利用を促すSNSキャンペーンを実施します。本プロジェクトは、大量生産・大量消費・大量廃棄からの脱却に向けた取り組みが世界的に広がりつつある中で、ブラックフライデーのような大規模セールが存在し続ける大量消費社会に対し、サステナブルな選択肢としてのシェアリングサービスを提案することを目的として実施しており、今年で3年目を迎えます。モノ・空間・スキル等を多くの人で共有するシェアリングサービスを利用することは、資源を効率的に活用し、製品の過剰生産の抑制や廃棄物の削減につながります。シェアエコ協会様での調査では、スペース・モノのシェア活用によりCO2排出量を445万t-CO2減少させる効果が予測※1されています。毎回購入する場合と比べて、必要な分だけ利用できるため、無駄な消費を減らし、持続可能なライフスタイルを実現することが可能です。サステナブルな消費の重要性については多くの人がなんとなく認識しているものの、日常生活の中で消費のあり方を考え、具体的な行動を取ることは、依然として難しいのが現状です。そこで、このグリーンフライデーのタイミングに合わせ、一度立ち止まり、消費のあり方を見つめ直すきっかけを提供します。

当社は、シェアエコ協会様のSDGs推進委員会の主幹事企業を務めており、サステナブルな消費を浸透させるためには、継続的に消費のあり方を見直すことが重要であると考えています。そのため、定期的に考える機会を創出する目的で、本プロジェクトに取り組んでいます。11月5日(火)に開催された「SHARE SUMMIT 2024」では、当社代表の天沼が「サステナブルな消費について、立ち止まって考える期間にしていただきたい」と参加を呼びかけ、経済産業省様より応援コメントをいただきました。

「SHARE SUMMIT 2024」の様子

■経済産業省様からの応援コメント
経済産業省 / GXグループ 資源循環経済課長 田中 将吾 様
グリーンフライデーは、使い方を変えることで資源の有効活用を図り、長く使用できるものを適切に循環させる取り組みで、更にCO2を削減効果といった環境面でも利点があります。こういった消費の在り方を消費者が単独で実施するのは容易ではありません。しかし、グリーン消費という形で、企業等が具体的なソリューションやサービスを消費者に提供することにより、消費者の行動変容に結実する非常に重要な取組だと考えています。
また、経済産業省がこの政策に取り組む背景には、物を売って終わる従来のGDP重視の考え方からの転換する必要があると考えているからです。これまでの消費における環境配慮の欠如や使い捨て消費の結果が、次の成長の足かせとなりうる時代が迫ってきています。今後、使い方の工夫によって資源投入を最小限に抑えつつも経済成長を実現する「シェアリングエコノミー」には大きな期待を寄せています。実際に現在、国家戦略としても推進を進めています。
ぜひ皆さまにも関心を持って楽しみながら、このシェアエコグリーンフライデーに参加いただくことで、政策と共に前進できればと願っています。取り組みの成功を心より祈念しております。

一般社団法人シェアリングエコノミー協会 公式サイト
URL:https://sharing-economy.jp/ja/greenfriday2024

 

■“サステナブル消費”を提供する、エアークローゼットのシェアリングモデルのサービス

当社は、資源を循環させるシェアリングモデルとして、月額制ファッションレンタルサービス『airCloset』や、家具・家電を購入前に試せる『aircloset Mall』を展開し、サステナブルな消費の新しい選択肢を提案しています。

『airCloset』では、お洋服をレンタルで楽しむことで、通常の販売モデルと比較して、CO2排出量を19%、廃棄物の排出量を27%削減する効果が見込まれています※2。また、レンタル後に気に入ったお洋服を購入できるため、購入後に着用機会が少なくなり捨てられてしまうお洋服を減らすことにも貢献しています。さらに、当社では本事業における衣服廃棄ゼロを実現しています。

『aircloset Mall』では、家具・家電を購入前にレンタルで試せる機会を提供することで、お買い物の失敗を防ぎ、不要な廃棄物の削減に貢献しています。

今後も当社は、シェアエコ協会様やシェア事業者様と連携し、シェアリングがサステナブルな選択肢であることを広く発信し、持続可能な未来の実現に貢献してまいります。

※1)シェアリングエコノミー協会「2030年度 スペースのシェア+モノのシェアリングサービス普及に伴うCO2削減量」

https://sharing-economy.jp/ja/20220310

※2)環境省「令和4年度デジタル技術を活用した脱炭素型資源循環ビジネスの効果実証事業」

(「令和4年度デジタル技術を活用した脱炭素型2Rビジネス構築等促進に関する実証・検証委託業務」において実施)

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