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エアークローゼット、日本最大級の最先端物流拠点「GLP ALFALINK流山」への拡張移転が決定

株式会社エアークローゼット(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:天沼 聰)は、物流拠点を「GLP ALFALINK流山6」に拡張移転することを決定しました。今回の移転は、当社が運営する月額制ファッションレンタルサービス『airCloset(エアークローゼット)』の事業拡大および循環型物流プラットフォーム「AC-PORT」のニーズ拡大に伴う、物流基盤の強化を目的としています。なお、2024年7月より関連する機能の順次移転を予定しています。

 

■循環型(シェアリング)ビジネスに特化した物流拠点を拡張へ

エアークローゼットは、モノをシェアリングする循環型ビジネスに特化した「循環型物流」を創業時より独自に構築してきました。また、当社ではこれまで様々な物流領域の改善を行なってきました。2017年にはヤマト運輸様のEC事業者向けAPIの国内初の導入、2019年にRFIDを活用したアイテムの個品管理を導入、さらに2021年には自社開発したWMS(倉庫管理システム)の運用(特許取得:特許第7105347号)を開始しました。

当社は、外部へのプラットフォーム提供を含む事業規模の拡大に伴い、倉庫・クリーニング・メンテナンス(修繕・染み抜き)機能が一体となる物流拠点の構築によるオペレーションコストの改善を目指し、「AC-PORT」のアップデートを実施します。「GLP ALFALINK流山」は、物流拠点として、新型倉庫の建設計画があり拡張性が高い、交通の要衛となる立地、関連地域の人口増加が認められ人材採用が見込めるなどの観点で非常に優れているため、今回の拡張移転先として決定しました。

▼「GLP ALFALINK流山6」

倉庫外観               倉庫内観              倉庫内カフェテリア

 

■循環型物流プラットフォーム「AC-PORT」の外部提供が決定

エアークローゼット独自の循環型物流プラットフォーム「AC-PORT」は、当社の物流チームとエンジニアを中心としたテックチームが一から作り上げています。また、プラットフォームの改善をスピーディーに実行するため、倉庫管理システムを独自に運用しています。本システムは、レンタル事業で必ず発生する「商品の返却」を前提としたシステムであり、さらに他社への横展開にも対応可能な設計となっています。

「AC-PORT」は、ファッションレンタルのみならず、循環型物流オペレーションの幅広い外販の可能性を見越しています。具体的には、ファッション以外の他社レンタルビジネスの物流業務の受託/レンタルに限らない他社ファッションビジネスにおける返品再生業務の受託/その他個別機能の外販(クリーニング・メンテナンス)です。本日現在、既にアウトドア用品のレンタル事業における物流機能の受託が確定しており、2024年7月より順次運営を開始予定です。

当社は、循環型(シェアリング)ビジネスに特化したプラットフォーム「AC-PORT」の外部提供を通じて、経済成長と環境負荷低減を両立させる考え方である「サーキュラーエコノミー(資源循環経済)」を日本社会で推進していきたいと考えています。現在、様々な企業様から問合せをいただいており、各社様のニーズに合わせたプラットフォーム提供の調整を行なっています。今後、さらに循環型物流プラットフォームの外部提供を拡大させてまいります。

 

 

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