人生もキャリアも、自分の「好き」を追求し、変化を楽しみ続ける
私は、元々アパレル業界でデザイナー・パタンナーとしてお洋服をつくる立場の仕事をしていました。その中で、自分の作ったお洋服が廃棄されてしまうシーンに立ち会い、悲しさを感じていました。そんな想いを抱えながらアパレルの仕事に携わっていて、お洋服づくりをより効率化して廃棄を減らせる方法があるのではと考えるようになりました。例えば、ITを活用して、生産必要数の予測ができれば大量生産の抑制にも繋がるなと思い、プログラミングやシステム開発に興味を持ちました。とはいえ未経験のことなので、まずは職業訓練校に通い、プログラミングを学び始めました。自分の書いたコードでプログラムが動くことが面白く、エンジニアとしての次のキャリアを積みたいと考えていた矢先に、エアークローゼットに出会いました。
これまで、結婚式や卒園式・入学式などの特別な行事でのお洋服のレンタルはありましたが、普段着のレンタルは見たことがなかったので、新しいビジネスモデルに胸が高鳴ったのを覚えています。お洋服をみんなでシェアする仕組みで、せっかく作られたのに着られずに廃棄されてしまうお洋服が減り、そのサイクルが当たり前になったらいいなと強く思いました。出会った直後に、このサービスの開発がしたいと熱望し、エンジニア職で入社しました。
入社後、エンジニアとして楽しく開発をしていましたが、子どもを出産するタイミングで産休・育休を取得しました。復帰後、子育てにもしっかり時間を使いたいという想いがあり、仕事と両立する方法を会社と相談した際、エンジニアとしての経験を活かせるエンジニア採用のポジションを提案してもらいました。エンジニアの仕事も魅力的でしたが、創業初期に入社しているから知っているエアークローゼットの歩みや魅力を伝えて、同じ想いを持つエンジニアを増やしていくという役割にとてもワクワクしたので、是非挑戦したいと伝えました。
ライフかワークかではなく、どちらも大切にしながら働いていく
これまで、ふたりの子どもを出産し、二度の産休・育休を取得しました。一人目の出産の時は、社内で第一号となる産休・育休の取得だったので、休みをとること自体に不安や後ろめたさを感じていました。当時、会社設立からまだ3年というタイミングで、制度も整っているわけではなかったのですが、上長だけでなく、部署を越えて多くのメンバーが応援、協力してくれ、安心して産休・育休をとり、復帰することができました。現在は、制度やガイドラインが整理されており、男性の育休取得者も増えているので、自分の経験が今の制度につながっていて嬉しく思います。
また二人目の出産後に、エンジニア採用の担当へキャリアチェンジをしてからは、新しい職種にチャレンジしているのでわからないこともたくさんありますが、周りのメンバーとコミュニケーションを取りながら日々仕事に取り組んでいます。現在は、時短勤務をしながら、子どもと過ごす時間も、仕事での成長ややりがいも、どちらか片方ではなく、両方とも大事にできる働き方を選び、充実した日々を送っています。
国境の枠を越えて、組織を強くする仲間を集めたい
エンジニア採用の担当となって早々に、ベトナムからエンジニアを採用するプロジェクトに取り組みました。当時は採用業務の経験や知識が全くない中で、エンジニアのメンバーとコミュニケーションを取りながら、会社の魅力を国境を越えてどう伝えていくかを徹底的に話し合いました。そこで、社内のベトナム出身のメンバーにも協力してもらいながら、会社の魅力を伝えるインタビュー動画を撮影することになりました。さらに、現地での面接では、代表・CTO・ベトナム出身のメンバーに現地まで行ってもらい、対面での採用を実施しました。採用面接をリモートで実施することもできましたが、対面であることにこだわりました。一緒に働くことになる人と実際に会って、その人の想いや人物像をちゃんと知った上で採用を進めることが、特に重要だと考えたからです。私は本国での資料準備等のサポートに従事しましたが、私たちが創るサービスや組織の魅力を、あますことなく伝えることができたと確信しています。社内メンバーを巻き込み連携した結果、本プロジェクトでは、4名の新卒メンバーを採用することが出来ました。実際に、入社したメンバーから「エアークローゼットで働けて楽しいです」という言葉を聞けた時には、大変嬉しく、採用担当者としてのやりがいを強く感じました。
エアークローゼットでは、自身のライフステージや状況に合わせ、自身がどのようなキャリア成長を目指すのかを、都度相談しながら調整することができます。私は、子どもと過ごす時間にもウェイトを置きたいという理由で、現在は時短勤務で働いています。当社の大きな特徴として、「(人生の時間の使い方として)自分はどう成長したいのか?」を問い、その答えに真剣に向き合ってくれる風土があります。大きく成長するために高い目標を掲げ仕事に邁進しているメンバーもいれば、私のように子育てをしながら時短で働き成長を目指すメンバーもいます。自分が大事にしたいことに納得感を持って時間が使えているので、やりがいの高い働き方ができています。まだまだこれから創っていく組織段階ですが、だからこそ、色んなことに挑戦ができるし、そこに面白さがあると思います。
これからも、私自身の子育てとの両立の経験も交えながら、エアークローゼットで働くことの魅力や面白さを多くの方に伝えていき、ともに楽しく働き組織を強くしてくれる仲間を増やしていきたいと考えています。
変化をポジティブに捉え、コミュニケーションで乗り越えていく
子育てをしながら、仕事における自己成長を実現することは、もちろん簡単なことではありません。子育てでも仕事でも予測のできないことがたくさん起こりますが、その都度、チームでコミュニケーションをとり、どう対応していくのが良いかを話し合う文化がエアークローゼットにはあります。世の中も個人も変化の多い時代の中で、その変化をポジティブに捉え、楽しめる方や、育児をしながらでも自身の成長を大切にしたい方には、最適な環境だと思います。当社に少しでもご興味を持っていただけたエンジニアの方はもちろん、女性や子育て中の方も、ぜひカジュアルにお話しができたらと思います。