挑戦に次ぐ挑戦
成長のためにあるような場所

サプライチェーンマネジメントグループ

志村 卓也

フォワードロジチーム リーダー

トップの語る未来は必ず現実になる――経験に裏打ちされた「確信」が背中を押した

 「これからすごいことが起こる」――転職活動中、エアークローゼットのトップのこの言葉に心を揺さぶられ、既に内定をもらっていた企業のオファーを断り、入社を決めました。決断した理由は、「この言葉はかならず現実になる」と確信したからであり、その確信が単に感情的なものではなく、私自身の前職での“経験”に裏打ちされたものであったからです。私はエアークロゼットに入社する前、靴のECサイトを運営する企業で主に物流システムの創造、改革に携わっていました。「物流とITがこれからの企業社会成長の鍵になる」と考えて入社して以来7年、この企業はピンチを乗り越え株式公開というひとつのゴールに達しました。その成長と挑戦の最前線に立ってきたことで得られた知識と経験を新たなフィールドで活かしたいと転職を決意したのです。そんな私の中に蓄えられていた「知識と経験」が、「エアークローゼットは、どこの企業も描きえなかった成長の軌跡を未来に刻めるに違いない」と教えてくれたのです。
 さらに、エアークローゼットに出会って、それまでの「仕事観」が大きく揺さぶられたのも決断の理由のひとつです。エアークローゼットの行動指針「9Hearts」のひとつに「全力で楽しむ」という言葉があります。それまでの私にとっては、仕事はあくまで人生を楽しむための「手段」。「自分の役割を果たす」という意識で仕事に向き合っていましたが、「全力で楽しむ」という言葉に触れた時、この会社でなら、今までとは違う姿勢で仕事に取り組めるのではないか、全力で仕事を楽しんでいる仲間と出会え、素の自分をまっすぐにぶつけ合えるのではないか・・・・・・そう感じたのです。

未成熟な仕組み、想定外の危機・・・・・心は折れず、むしろ、燃えた!

 ECビジネス成長の鍵である物流領域で最前線でそれなりに経験を積んでいたが私ですが、エアークローゼットに入社した当初に直面した現実は、甘いものではありませんでした。日常使いするファッションをシェアするというエアークローゼットのビジネスモデルの成功の鍵は、「人」「コト」「モノ」をつなぐサプライチェーンをいかに作りあげるかであり、既存のモデルの中にお手本はありません。しかも、私が入社した当初は、今とは比較にならないほど仕組み等が未成熟であり、在庫もコストも十分に可視化されていない状態でした。そんな環境下で1年目は事実の整理と「見える化」に取り組む日々。心が折れそうになることもありました。
 転機が訪れたのは、入社1年を過ぎた頃。短期間の間に当時、物流分野のパートナー企業との契約、システムなどをすべて見直さなければならないという事態に直面したのです。まさに背水の陣。しかし、この危機は私のモチベーションを下げるどころか、むしろ燃え上がらせたのです。

仕組みを創り未来への道筋を設計し最前線に立つリーダーとして・・・・・挑戦は終わらない

 パートナー企業との契約、システムなどをすべて見直さなければならないという危機に直面した私は、入社以来の経験を活かし、危機感の中で新たな枠組みを整備し、5年程度先までのロードマップを作りあげることができました。厳しい現状に心折れるのではなく、そのピンチを楽しむこと、イチからスキームを構築し、将来を見据えて、そこに至る道筋を描くこと――危機を乗り越えることで、エアークローゼットの成長に貢献できる真のリーダーに近づけ、自身の成長と視野の広がりを実感しました。1年目の試練の日々も、飛躍のための力を蓄える期間だったと言えるでしょう。
現在も、物流領域のリーダーとして、策定したロードマップに沿って物流を中心としたサプライチェーンの運営、改革に取り組んでいます。スキームを創り、未来への道を示すのはけっして容易いことではありません。だからこそ、過酷な挑戦を「楽しむ」姿勢を実践し、仲間たちにも示すことができればと思っています。
 そして、エアークローゼットでの挑戦と成長には”終わり”はありません。現在のエアークローゼットの事業はファッションのサブスクリプションですが、今後のエアークローゼットの事業はこの領域にとどまるものではなく「“ワクワク”が空気のようにあたりまえになる世界へ」というビジョンのもとに新たな領域でプラットフォームとなるビジネスモデルを創造していくことになります。そんなフィールドで挑戦を担っていると、新たな夢や野望、やりたいことが沸き上がってくることが必ずあるでしょう。そのチャンスをものにできるよう、ソフトスキル、ハードスキルを磨き続け、リーダーとして最前線に立ち、人・コト・モノの新しい体験を提供し続ける人材でありたいと思っています。

自ら道を切り拓く過程で得られる成長、視座の広がりを全力で楽しめる人と共に

 エアークローゼットは、明確なビジョンがあると同時に「そこにいたる道筋は、ひとりひとりが自ら考え、自ら切り拓いていくものである」という挑戦への意欲と覚悟をもっている企業です。与えられた仕事をこなすことで満足したり、「変わらないこと」を求めたり人には厳しい環境かもしれません。一方、自分で考え、挑戦し、それによって実感できる成長や視座の広がりを喜びとしたいと考える人にとっては、最高のフィールドだと思います。そんな新たな仲間と共に刺激を与えあいながら全力で仕事を楽しみ、それを原動力としてさらに成長したい。新たな未来を切り拓く意思と覚悟のある方をお待ちしています!