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私がコンピューターに出会ったのは私が小学生の頃でした。父親が買ってきた、たしかMSXという名前のコンピューターでした。その後、NEC製のPC-8801や9801など、今では見ることも少なくなったフロッピーディスク、それも5.2インチの大きな薄いフロッピーディスクとともに使っていました。(フロッピーディスクが出る前はカセットテープにデータを保存していました)

あれから20年、コンピューター本体だけでなく、記録媒体、周辺機器が驚くほど早く進化し、インターネットという発明も世界に広がりました。初期はまだ56kバイトでインターネットに接続していたのですが、通信速度も今では1Gバイト等があたりまえになってきています。
人々の生活の観点でも、待ち合わせの時にテキストメッセージで簡単に今の場所や状況が伝えられたり、家から簡単に買い物ができたり、わからないことを調べて教えてもらえたりと、大きく変化していっています。そうしたテクノロジーの進歩を肌で感じ、目の当たりにしていて、「インターネットはこれから先もまだまだ人の生活の”あたりまえ”を変えていくだろう」と心から思います。なにより、そんな可能性を秘めたインターネットが好きです。

インターネットの世界だけを見ても、匿名性が非常に重要視されていた価値観が一変し、facebookやツイッターといったSNSの隆盛によってより人と人がつながってきていると感じています。一方で、インターネット上において生まれる顔の見えない人と人のつながりはまだまだ不完全であり、信頼感というのは現実世界でのそれに頼る部分があり、完全な信頼関係を生み出す場となるにはまだ時間がかかると感じています。そういった本当の人と人のつながりをインターネット上でつくりだすにはインターネットだけで完結するのではなく、インターネットと現実をつなげるサービス(O2Oなど)がキーになってくると思います。

また、昨今欧米を中心に、”シェアリングエコノミー”という考え方がでてきています。この考え方は、インターネットを介して人のライフスタイルの新しい形を作っていく概念だと考えています。人と人が時間、サービス、お金、モノといったものをシェア(共有)するのがあたりまえな世界。実現するには互いの信頼感が必要不可欠です。インターネットを介してその信頼感が生めたら素晴らしいと考えています。そしてそれがひとつのライフスタイルになる。そういった新しいライフスタイルを提供し、一つでも多くの笑顔を増やせるよう、チーム全員で全力を尽くしたいと思っています。

そのために私たちエアークローゼットはチームメンバー一人一人が個々のもつ力を理解し、社会を変革することへの責任を持ち、成長していきたいと思います。そしてなにより笑顔を増やすサービスの作り手として、私たち自身のサービス作りを心から楽しんでいきたいと思います!

Creating new lifestyles for smiles.

President and CEO

Satoshi Amanuma