前例のない挑戦
チームで成し遂げることを目指して

パーソナルスタイリングチーム リーダー

廣瀬 早帆

もっと人と向き合い、チームの成果を最大化させる力をつけたいーー起業経験を経たからこそ感じた、チームの重要性 

 私は、少しでも早く社会に出て実践的な経験を積みたいという考えから短期大学へ進み、卒業後はBtoBのマーケティング支援を行う会社に新卒入社し、そこで約2年間営業の経験を積みました。それから、その会社の子会社という形で広告代理店を起業し、代表を約3年間務めていました。エアークローゼットと最初に出会ったのは、当時の会社の取引先としてという関係でした。最初は、外部のパートナーとして関わっていましたが、働く女性に向けたサービスというところに興味を惹かれ、次第にその中身を知っていく中で、「日々忙しい仕事の中でライフサイクルを変えることなく、女性がファッションに悩む時間を減らす」というコンセプトに、心を大きく動かされました。私自身も忙しく働くひとりの女性としてサービスを利用してみて、実際にその価値を感じ、自身の手でこのサービスを拡大させたいという気持ちが強くなりました。しかし、私がエアークローゼットへの入社を決めたのは、コンセプトへの共感だけではありません。私の描きたいキャリアを実現するために、最適な環境であると感じたことが一番の理由でした。
 起業を経験して、単に事業拡大や売上を作るという部分だけではなく、人を育てながらチームとして大きく成長させていくマネジメントの力を身につけたいと考えていた矢先、エアークローゼットにはチームの成果を重視し、事業の成長とともに個人の成長にもお互いに本気でコミットする文化があることを知りました。この環境であれば、その力を身につけることができると確信し、入社しました。

前例のない事業にチームで挑む。
目指すのは、個々のメンバーが能力を最大限に発揮できる環境

 入社後は、新規事業を担当し、その事業をグロースさせることに注力しました。その経験をふまえ、現在はファッション領域全般を司るパーソナルスタイリンググループの中で、300名を越えるスタイリストを率いるスタイリングチームと、着任のタイミングで新設されたお洋服の販売企画を行うファッションコマースチームのリーダーを兼任しています。エアークローゼットのサービスの根幹であるパーソナルスタイリングの品質を高めること、そして、届いたお洋服の価値や魅力がお客様に伝わり、本当に気に入ったお洋服を購入していただく体験の向上に取り組んでいます。
 そもそも、ファッションレンタル事業かつパーソナルスタイリングを提供する同様のサービスは他になく、前例もなければ類似する業態もありません。そんな中で、サービスの理想のあり方を掲げ、そこに向かう手段を決定し実行していくことは、本当に難しいことですが、やりがいにも感じています。前例のないことに挑み、成果を生み出すためには、チームメンバーの個々の能力を最大化させることが重要であると考えています。もともと本人が得意としていることをさらに伸ばし、成長できる環境を作り、本人がまだ気づいていない新しい力や能力をも発揮できる環境をつくることで、チームとしての大きな成果を出すことを目指しています。

お客様により良い体験を届けたいという想いがあれば、経歴も立場も関係ない

 リーダーに着任してまもなく、お客様により満足度の高い体験をお届けするために、それぞれのスタイリストが自分の強みや得意な部分を伸ばし、成長できる環境をつくりたいと考えました。そこでまず、スタイリストの業務環境の整備に着手し、特に評価制度の刷新に注力しました。正直なところ、ファッション業界のバックグラウンドのない自分が、ファッション領域を担うチームを率いていけるかという不安はありました。だからこそ、着任した当初は、これまでの動きや制度の変遷など、知らないことは、とにかくメンバーやスタイリストにコミュニケーションを取りにいきました。その中で、現行の評価制度の課題が次第に明瞭となり、スタイリングの品質よりも件数の方が重視される指標となっていることが課題だと気付きました。そこから、メンバーやスタイリストに個別に意見や考えを聞いて回り、私たちがお客様に届けたい体験を実現する上で、何を重視すべきかというディスカッションを何度も重ねました。結果として、新しい制度では、スタイリングの件数だけでなく、スタイリングの品質も重視される評価体系にアップデートすることができました。
 また、新設されたファッションコマースチームでは、販売促進の企画を進めるにあたり、あらためて私たちがお客様にどういう体験を提供したいかをメンバーと一緒にディスカッションするところから始めました。その結果、お洋服の色をテーマにしたものや、おみくじを活用した企画等、お客様の体験を重視した多数の施策をメンバーと一緒に創り出すことができました。それにより、発足後すぐに通期でKPIを達成することができました。
 評価制度の見直しも、販売企画の方針策定も、私ひとりで実現できるものでなく、チームメンバーやスタイリストとのディスカッションを通して実現することができました。エアークローゼットが掲げる9Heartsの一つに「シェアをし、チームも自己も成長する」というものがあり、お互いの意見や考えを話し合うことが文化として根付いています。お客様により良い体験を届けたいという共通の目的を実現するため、各人が意見や考えを出し合います。その際には、リーダーだから、メンバーだから、インターンだからといった立場も、ファッション業界での経験があるかといった背景も、関係ありません。良いものを作りたいという想いがあれば、ファッション業界での経験がなくても進んでいけることを身を持って学んだので、これからも様々な課題に挑戦していきたいと思います。

自分の目指すキャリアを本気で追いかけられる場所で、挑戦を楽しむ

 当社は、活発なコミュニケーションを行い、組織としての連携に強みを持つ会社です。そのため、チームで何かを成し遂げたいと考えている人には、これ以上ない環境だと思います。また、男女や年齢、国籍等で扱いが異なることは全くなく「人として平等」という考え方が、組織文化として深く根付いています。そして、キャリア構築の観点では、マネジメントを目指すメンバーやパーソナルスタイリストの第一人者を目指すといった専門性(プロフェッショナル)を極めていくメンバー等、多様な選択肢があります。そのため、自身の描きたいキャリアを実現していける環境がここにはあります。
 前例のないことへの挑戦は、決して楽な道のりではありません。でも、だからこそ「新たな挑戦にワクワクし、仲間と一緒に本気で向き合いながら、事業とともに自身も大きく成長していきたい。」そんな熱い想いをお持ちの方をお待ちしています。