■本調査のまとめ
若者の間での「タイパ」重視の消費が注目されている一方で、その傾向は働く女性にも広がっていることがわかりました。IT技術の発展等により、受け取る情報量が日々増え続ける中で、有限である時間をいかに節約するか、時間をいかに作り出すかという「タイパ意識」が暮らしの中で高まっています。
さらに近年、サステビリティー意識の高まりとともに消費のあり方への注目が集まるファッション業界においても、消費が見直される時かもしれません。この調査において特徴的だったのが、働く女性が「本当はもっと買い物に時間をかけたいもの」1位は“ファッション”であることです。ファッションは多種多様なアイテムがあり、トレンドによって変化する消費です。そのため、ライフスタイルの変化等から以前は時間をかけていたが、かけられなくなった女性が多いことが考えられます。
加えて、これまでの消費トレンドであった「コスパ」のニーズは減少しているわけではなく、働く女性の意識としては「タイパ」と「コスパ」双方が兼ね備わっていることが消費の上で重要であることがわかりました。
今後需要が高まるサービスは、これまでの「コスパ」だけでなく、「タイパ」も重視したものとなり、そういったサービスが幅広い分野で広がっていくことが予想されます。
■調査概要
調査概要:「タイパ」に関する働く女性の意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年1月5日〜同年1月5日
有効回答:20~40代の女性会社員120名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
■74%の働く女性がもし時間が増やせるなら、「もっと増やしたい」と感じている
■ショッピングの時に本当はもっと時間をかけたいもの
「1位ファッション、2位食品/お酒類・生活雑貨、3位化粧品」
■「より効率的にお洋服を探したい」と約6割が回答
■働く女性にとって「タイパ」は大切と7割が回答
さらに、「タイパ」と「コスパ」は“どちらも大切”と約6割が回答
■現在タイムパフォーマンスをあげるために働く女性が活用しているもの・こと
「1位冷凍食品、2位動画の倍速視聴」とファッションは今後の拡大が期待される結果に
■2023年はタイパを意識し高めたいと約半数が回答
2015年2月にリリースした国内初の月額制ファッションレンタルサービス『airCloset(エアークローゼット)』は、2023年2月3日(金)にサービス開始8周年を迎え、2023年3月時点での会員登録者数は100万人を突破いたしました。今後も忙しい女性が普段のライフスタイルを変えずに、新しいファッションとの出会いをお楽しみいただけるよう、更なるサービス改善に努めてまいります。